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Rule
制限カード追加のお知らせ[2024/12/20(金)施行]
hololive OFFICIAL CARD GAME運営事務局です。
12月20日(金)に「制限カード」の追加を行います。
追加に先立ち、内容と経緯をご説明いたします。
制限カードとは?
デッキに1枚だけ入れられるカードです。
この「カードの使用制限に関するルール」はすべての公認大会・公式大会において適用されます。対象となるカードは、必要に応じて適用内容が更新されます。
制限カード設定の経緯
今年10月および11月に開催された「ブルームカップDX」では、「Promise」を主軸とするデッキと「天音かなた」を主軸とするデッキが、全体のシェア率および勝率において突出した結果を示しました。
これらのデッキはその後の各大会においても優秀な成績をおさめており、、12月20日(金)発売ブースターパック第2弾「クインテットスペクトラム」収録のカードが登場した後も、更なる活躍が見込まれます。
しかし、ホロライブオフィシャルカードゲームでは、より多くのTCGプレイヤーの方、ホロライブファンの方に楽しんでいただくカードゲームを目指しており、「クインテットスペクトラム」以降も新たなホロメンの参戦による新デッキテーマの追加や、新規カードとの組み合わせによる既存デッキテーマの強化などを予定しております。
多くのカード・デッキが活躍できる環境を作り、ホロカをプレイしてくださる皆様により楽しい体験をお届けするためにも、「クインテットスペクトラム」以降の環境を考慮し「制限カード」を設定することといたしました。
リリースから間もなくカードの使用制限を設定することとなり恐縮ですが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
各デッキの詳細と制限カードについて
【1】「#Promise」主軸デッキ
タグ「#Promise」のカード同士を組み合わせることで、戦況に応じて必要なカードをステージに揃えることができます。また、アーツに必要なエールの条件を満たしやすく「#Promise」を持つホロメンのアーツダメージを大きく上げることもでき、その対応力の高さから現在の環境では、様々な推しホロメンと組み合わせた派生デッキも生まれております。
しかし、本デッキの対応力の高さはデッキ選択の幅を狭めており、「クインテットスペクトラム」発売後も、推しホロメンの追加や、〈カスタムパソコン〉など安定性を向上させるカードの追加により同様の状態が続くことを懸念しております。
今後、「#Promise」を含め様々なデッキが活躍することを期待し、カードの使用制限を追加することといたしました。
制限カード:hBP01-019〈七詩ムメイ〉
「#Promise」デッキが持つ対応力を担うカードの1つです。ブルームエフェクトにより「hBP01-019〈七詩ムメイ〉」自身を含め、序盤から必要なホロメンを揃えることができる他、中盤以降も2ndホロメン「hBP01-020〈七詩ムメイ〉」やサポートカード「Promise」等で本カードを手札に加えることで、再びステージに出すホロメンを確保することができます。
また、Debutホロメン「hBP01-016〈七詩ムメイ〉」や、2ndホロメン「hBP01-020〈七詩ムメイ〉」などと組み合わせることで、毎ターンブルームしながら手札を整えることができます。その結果、他デッキと比較して再現性が非常に高い状態を生み出していると判断し、序盤から中盤にかけて要となる本カードを制限カードに設定いたします。
制限カード:hBP01-030〈IRyS〉
ブルームエフェクトでタグ「#Promise」を持つ、センターホロメンとコラボホロメンのアーツダメージを上げることができるカードです。本カードを1ターンに2枚プレイした場合、序盤から複数のホロメンをダウンさせることができるため、活躍させたいホロメンをセンターポジションやコラボポジションに置きづらい状況を作ることができていました。
「#Promise」主軸デッキも、その対戦相手となるデッキもステージのホロメンが活躍しやすい状況を作るために、デッキ全体の出力を落とすことを目的として、本カードを制限カードに設定いたします。
【2】「天音かなた」主軸デッキ
相手のホロメンに特殊ダメージを与えるカードや、自分のホロメンのアーツダメージを上げるカードを多く採用することで、ダメージレースを優位に進められるデッキとなっています。
特に、推しホロメン「hBP01-001〈天音かなた〉」の能力により序盤から相手のホロメンをダウンしやすくなり、中盤以降、2ndホロメン「hBP01-014〈天音かなた〉」の能力で追加のライフダメージを与えられる動きは非常に強力なものとなっており、ブルームカップDXにて全体勝率が最も高いデッキとなりました。
本デッキは「クインテットスペクトラム」発売以降も活躍する見込みとなっておりますが、より多くのデッキが活躍できる環境を目指すために、デッキコンセプトはそのままに、対応力を若干下げる形でカードの使用制限を追加することといたしました。
制限カード:hBP01-010〈天音かなた〉
「天音かなた」主軸デッキにおいて、アーツダメージを上げることのできるカードの1つです。本カードは、〈ふつうのパソコン〉や〈アイドルマイク〉などにより、デッキからアクセスしやすく、かつコラボエフェクトでタグ「#4期生」のセンターホロメンに確定でアーツ+30できるカードです。2ndホロメン「hBP01-014〈天音かなた〉」のアーツ「♰漆黒の翼♰」の条件を達成させるためのサポートもでき、終始ゲーム中に活躍するカードであるため、デッキに入れられるカード枚数を減らしステージに出せる可能性を低くするために、制限カードに設定いたします。
<「hBP01-001〈天音かなた〉」について>
「天音かなた」デッキのキーカードである、推しホロメン「hBP01-001〈天音かなた〉」も序盤から終盤にかけて非常に強力なカードとなっており、今後も白ホロメンを主軸としたデッキで活躍することが見込まれます。
今回の制限改定ではホロメンカードに制限を入れることでデッキパワーを抑える調整としておりますが、勝率が高い「天音かなた」主軸デッキ含め白ホロメンを主軸としたデッキについては引き続き注視してまいります。
今後の制限カード改定について
今後の制限カードの改定については、ワールドグランプリなど大型大会のシーズン結果を踏まえて都度検討、改定させていただきます。
先攻後攻勝率について
「ゲームの試合結果において先攻と後攻の勝率に乖離があるのではないか」というお声をいただいております。こちらにつきましては、今回の制限改定および今後の商品発売後の状況を踏まえて、慎重に調査・検討を重ねてまいります。
最後に
改めまして、hololive OFFICIAL CARD GAMEは、好きなホロメンを活躍させて対戦やコミュニケーションを楽しむカードゲームを目指し、対戦環境の整備やカード開発に努めてまいります。
今後とも『hololive OFFICIAL CARD GAME』をよろしくお願いいたします。